皆様初めまして。
うつ病のリーマンが転職して仕事に復帰するための情報サイト(以下:当サイト)管理人のハヤテです。
総務人事職として15年間サラリーマン生活を送った後、うつ病を発症し休職、その後自主退職。その後独立した波乱万丈な人生を送ってきました。
様々な困難に見舞われながらも、転職支援会社を設立し現在に至ります。
うつ病って、よく分からない精神疾患ですよね?
うつ病は精神疾患だがあまり理解されていない現状
うつ病にかかったこともない人から見れば、私達は「ただ単にサボりたいだけ、怠けたいだけ」って思われがちです。
ええ、もちろん私も15年間で10人ほどのうつ病社員を預かりましたが、「仕事もせんでエエご身分やな」って思っていましたとも。
私が40代で再就職した先は、精神疾患の社員が出たことを認めようとはせず、私を某大学病院へ送り込み、2か月に渡る辛い精密検査が行われたほどです。
絶対に事実を認めないか、臭いものに蓋をしてしまうかのどちらかです。
もっと悪いことに、世の中を見渡してみると、うつ病なんて製薬会社が儲けるための幻想だなんて主張している御方まで出始める始末です。
うつ病の社員を追い出す側から追い出される側に
私自身、社内抗争に巻き込まれ鬱病を発症し、転職を余儀なくされました。
40代の転職は困難を極めますが、更にうつ病というハンデを背負って1年間活動を続けました。
すったもんだの末に、総務人事職として転職を果たしますが、転職先で粘着質な経理職のオッサンに弄ばれ、うつ病が更に悪化。
1年6か月の休職期間を経て、自主退職するしか道はありませんでした。
総務職の、うつ病の社員を預かる立場だった頃は、あの手この手で退職に追い込んでいく企業の姿を見てきました。
うつ病持ちで悩む転職者達を、散々不合格にしてきました。
ストレスチェックだのメンタルヘルスだの叫ばれている時代ですが、性疾患を抱えるサラリーマンやOLは、企業にとって病人は邪魔な存在でしかありません。
それが企業のホンネです。
うつ病になったら絶望して生きていくしか道はない?
じゃあ、私達うつ病持ちはもう二度と社会に戻ることはできないのか?と思われがちですが、そうではありません。
うつ病なりに戦略を立てて転職活動したり、自主的にうつ病を改善するため動いたりすれば、必ず良い結果が待っています。
一番悪いのは、誰にも相談できず1人悶々と悩んでしまうことです。
インターネットを見渡せば、悪い情報ばかりが掲載されていて、藁をもすがる思いで掲示板に書き込んでも、ネガティブな回答ばかりで、精神的にドンドン追いつめられていくのがオチです。
かつての私がそうでしたから。
そういう現実を目の当たりにして、私は直感的に「これはイカン!」と思ったわけです。
世の中、うつ病を持ったサラリーマンやOLが転職を果たすための指南書はありません。
私と同じく、1年6か月の休職期間を使い果たした後は、生活保護を受けるか精神疾患を支援する事業所に転職するしかありません。
総務人事職として、うつ病の社員達を追い込んで行った手の内、うつ病の転職者を確実にお見送りにする方法だけでなく、逆にうつ病患者として企業と戦った記録は皆さまのお役に立てるはずです。
私の、うつ病社員を追い出す側の手の内。うつ病社員として企業と渡り合った私の経験が少しでも皆様の役に立つことを祈っています。
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2019年3月16日 管理人 ハヤテ