うつ病転職で最大のネックはブランク期間!採用者が見る病気の有無

自分は精一杯努力しているつもりでも、誰にも評価されず辛い時期がありますよね?

転職活動がまさにそれで、出しても出しても返送される履歴書類。

やっと書類選考に通過できたのも束の間、面接では想定していた質問をされず撃沈。

人間は承認欲求を満たせないと、精神的に参ってしまう生き物です。

しかも私達を苦しめるのは、症状だけではありません。ブランク期間の有無は、転職に大きくかかわっています。

6か月を過ぎた転職者はブランク持ちとして警戒される

うつ病を抱えながらの転職活動は、バレないよう細心の注意を払わなければならず辛いです。

おまけに、うつ病の症状が酷くなり始めたら、辛いってもんじゃないですよね?

某ブラック会社を試用期間内で退職した私は、再びハローワークに赴き失業保険給付の手続き。

ハローワークの窓口さんも、試用期間内での退職者は珍しくないらしく、手続きは淡々と進んでいきます。

実は私、最悪の場合を想定して3か月の試用期間内で退職するまで、リクナビNEXTを更新し続けましたしリクルートエージェントともずっと繋がっていました。

転職支援をする中で、「内定を貰えても、3か月間は転職サイトや転職エージェントを退会しないこと」と常々申し上げていることはこのためです。

万が一の場合が起こり、再び転職活動に入るまで1か月は要します。履歴書類をアップデートして、転職サイトに登録。

しかも、転職エージェントに再登録するのは至難の技です。

相手は転職のプロ。「なるほど、内定を貰えて入社したけど、馬が合わず辞めたんだな」と感づかれるわけです。

そんな形になるのであれば、最初から「未だ転職叶わず」と在籍し続けるのが得策です。

私は再び9月から転職活動を再開。

しかしそこで待っていたのは、職歴についてではなく、5か月間も何をしていたの?病気かケガ?ですか?的な質問に変わってしまった現実。

採用側はブランク期間の何を心配しているか理解する

私も長年採用間をやっております。

ええ、履歴書類のスキマに空白期間がある転職者は、非常に興味がありますよ。

  • 家族の介護、産休や子育て層
  • 病気やけがで療養中
  • リストラされてマジで転職先が見つからなかった層

履歴書書類にブランクがある転職者は、大きく分けて3通りです。

この他にも、資格の勉強、または留学をしていたなんて理由もありますが、正直定かじゃないですよね?流石に、留学をしていた証拠を出せよ!なんて言えませんが、怪しいものですよね。

それよりも、我々採用担当者は、病気やけがで療養中ではなかったのか?ということを重要視します。

企業としては、スキルや経験が想定していた基準より下回る者であっても、他に基準点を上回るポータブルスキルを持っていれば、採用に至る場合もあります。

面接時にスキルが足らず落とそうと考えたが、地元の相互扶助について話が合い採用に至ったケースなどまさにそれ。

初対面の相手と打ち解けられるのは、立派なポータブルスキルですからね。

ですが、こと病気やけがの場合は話が別次元です。

採用をやっていて感じるのは、病気やケガを患った人ほどカミングアウトしたがる傾向にあるのが面白いところ。

「私つい最近まで腰痛ヘルニアでした」とか、「内臓が悪くて入院していました、でも最近完治しましたから問題ありません」と書く傾向。

本人希望欄には、基本的に何も書いてはいけませんが、「私うつ病を患っているんです」って書いてある。気持ちは痛いほど、染みるほど分かります。

でも匂わせたら、即お見送りです。

ブランク期間に何をしていたか問われたらの模範解答

転職攻略本には、病気やケガの治療中でも完治している、仕事に影響はない旨を伝えると問題ないと書かれていますが、本音と建て前を分けて考える必要があります。

繰り返しますが、身体に問題があったサラリーマンやOLを採用するのは、非常にリスクが高く敬遠される傾向にあります。

こと精神的な事情がある転職者に関しては、採用する側からすれば爆弾です。

正直に告白してくれれば、それはそれで儲けものです。

彼ら彼女達の入社を阻止できるのですから。

しかし、私のように完全にうつ病をひた隠しにして面接に挑んでくる者も、少なからずいますよね?そんな転職者、性格診断チェックで弾けるじゃないかって意見もありますが、所詮AIが判断するのもです。

多少訓練すれば、性格診断チェックに耐性がつきます。自分の思った通りに結果を変えてしまえます。

じゃあ、うつ病を患った私達はどうすればイイのよって声が聞こえてきますが、ブランク期間に何をしていたのか問われたら、こう答えるだけです。

「リストラされて転職活動を続けてきましたが、私が思い描いている内定を未だ勝ち取れていません。

確かに、倉庫作業員や介護職になら転職できたかもしれません。しかしそれだと、キャリアの一貫性が失われます。

それゆえ私は、1年間を最長として転職活動を行ってきました。」何をどのように聞かれても、1年未満であればこの答えで十分です。

中途半端な職歴を残さず自主退職するなら3か月以内

内定をもらえた、入社できたで終わらないのが転職活動。

うつ病を抱えながらの転職は孤独で過酷ですが、入社してからも誰にも話せず孤独。

しかも想定外の、上司のパワハラやモラハラ、長時間労働や宗教の勧誘が強制されていたらたまったもんじゃありません。

ちょっとした刺激で、うつ病が悪化したり、最悪その場で意識消失もあり得ます。そういう未来が怖くて、せっかく内定をもらったのに入社をためらっていませんか?

あわせて読みたい
うつ病でも転職できたが入ってみたら超ブラックな会社だった話

せっかくのチャンスを無駄にしていては、前に進めませんよ。じゃあどうすればいいのか?

私の場合、3月・4月・5月と転職活動を行い、6月から8月の3か月間はブラック企業に在籍していました。公式にはそうです。

しかし、転職活動をする中で、3か月間は他の企業に在籍と履歴書に書くのは不細工ですし、心象もよくありません。

キャリアコンサルタントが、「内定を貰えて入社したけど、カラーに合わせることが出来ず辞めたんだな」と、採用担当者も同じことを考えます。

当然のことですよね?

じゃあどうすればいいのか?職歴を残さず自主退職するなら3か月以内がベストと覚えておいてください。

前回の記事で、私が退職を急いだのには訳があります。

諸説ありますが、3か月以内の退職は試用期間の場合がほとんどですから、職務履歴に数える必要がありません。

試用期間でなくとも、3か月以内であれば職歴と見なさないと解釈してください。

「3・3・3の法則」です。

本来は、採用側から転職者を判断する際に使われる用語ですが、最低でも3日は勤務して様子見し、3週間で肌で感じ取り、3か月以内に最終的な答えを出すのが狙いです。

最も恐れるべきケースは、4が月とか7か月といった中途半端な職歴が残ってしまうこと。

ただし、職歴としてカウントしない代わり、ブランク期間が発生しますから、そこは「キャリアの一貫性が壊れてしまうので…」のくだりを使って説明する必要があります。

あ、もちろん聞かれたらでイイですよ。間違っても本人希望欄に書かないでくださいね。皆さん正直すぎるんですよ。

採用者が見るのはうつ病でブランク期間のある転職者

最後に要点を纏めておくので、参考にしてください。

  • 6か月を過ぎた転職者はブランク持ちとして警戒される
  • 転職者がブランク期間に精神的な病気を患っていないか警戒する
  • ブランク期間に何をしていたのか問われたら就職活動とだけ答える
  • 中途半端な職歴が多いと絶対に不利!辞めるなら絶対3か月以内
  • 中途半端な職歴よりブランク期間の方が多少マシ

この後、10か月を過ぎても転職活動を行った私は、ブランクの壁に悩まされることになります。

何で日本の企業はこうも封建的なのだろうか…。

万が一の場合に備えて別の収入源を確保しておきませんか?