| 貧乏揺すりの効用:落ち着かないとき 横浜 ★今回のテーマ メンタルクリニック 自己開発センター 執筆年2006年 |
空いた電車に乗ると、座席で、膝をゆすっている方が、たまにいらっしゃいます。 なんとなく落ち着かないようすがありありです。 貧乏揺すりをしているんですね。 この貧乏揺すりは、 心理療法や自己開発に活かそうとすると 活かせるんですね。 ★ 貧乏揺すりをすると楽になる 知人のTTさんと久しぶりに会い、 喫茶店で話していると、 彼の膝が上下にわずかに動いています。 貧乏揺すりです。 本人曰く「最近、落ち着かない」とのこと。 彼は、最近、どこでも貧乏揺すりがあり、気になっているとのこと。彼曰く、 「いつのまにか貧乏揺すりをしていて、気になるけれど、止めるとかえって落ち着かない」 とのこと。 私が「気にしないで、私の前では、そのまま動いていいよ」 と話すと、貧乏揺すりは小さくなりました。 彼は、「そういってくれると、気分的に少し楽かな」 というので、それじゃ、「ちょっと体験してしてみるか?」 と聞くと、 彼は、「いいよ」とのこと。 そこで彼に、膝の上下に動く、貧乏揺すりを 意識的に数分間続けてもらいました。 こんな時、人は、貧乏揺すりを、 意識的に行っても、器用に出来るんですね。 この意識的な動きの後、 彼の貧乏揺すりは、消えていました。 気分も、楽になってきたようです。 その直後に、 彼は、これまで自分自身のことをあまり話さなかったのですが、今回は、仕事上の困った問題を話してくれました。 別れ際に,彼は、 「今日は、ありがとうとう」なんて言葉をはじめて口にしてくれました。 ★ 呼び水とする 意識的に貧乏揺すりを行うことは、 実は心身の変化をさせる呼び水となります。彼の場合も、貧乏揺すりが、心をやわらげ、ほどく呼び水となっています。そして、結果として、彼の貧乏揺すりは、消えました。 心理療法では、 今ここに、この貧乏揺すりを無くしてよいかどうかは、その方の状態によります。 (また、癒しなのか、症状解消なのか、自己開発なのか、その他、 その目的によって呼び水となる場合とならない場合があります) ★ ポイント……貧乏揺すりと呼び水について 貧乏揺すりなどの体から出てくる働きは、 生体にとって必要があって起こります。 バランスをとろうとして、 体から起こる動きともいえます。 もし貧乏揺すりの起こったときは、 意識的に、その貧乏揺すりを行っていると、 一般に、その動きはだんだんに静まります。 その時に、心が静まってきていることを だれでも体験できます。 ただし、出来る場所を選んで行いましょう。 (この貧乏揺すりは、ひとつの呼び水です) 行うときの注意は、 意志的、意識的に行うことです。
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